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きむらゆういち/作 三樹 健/構成・台本・演出
上演時間 65分 (休憩なし)
PR動画(YouTube)
会話(対話)劇を中心に構成されており、『演劇』の原点に立ち返った作品です。
登場人物も『生』の『人間二人だけ』で 本格的な、体を張ったお芝居となっております。
身の回りには、アニメやゲーム・映画など、視覚的に刺激の強いものが、溢れています。
何も考えることなく、ただ見ていれば楽しい、飽きさせない、のは確かです。
では 読書はどうでしょうか。
ただ活字を追い進めるものですが、きっと頭の中に『映像』が浮かんできませんか?
この作品は最低限の舞台美術、一切省かれた小道具・・・
観る人の想像力を掻き立てます。
それは相手の気持ちをおもんぱかる事、相手の立場を考える事
そこに繋がっていくのではないか、と考えます。
そんな思いが芽生える 切っ掛けになってもらえれば 幸いです。
あらしのよるに
まっくらやみのなかで
ひとりぼっち
そんなとき
だれかがいるのに
きがついた
はなしてみると そいつは
けっこういいやつだった
ああよかった・・・
群れとはぐれた
あらしのよるに
こころづよいともだち
なかよくなって
さよならするときに
もういちど
あいたくなった
ひみつの あいことばをかわして…
普通に出会っていたなら当然、会話をする以前に『食べる側』と『食べられる側』 の関係。
再会した二匹はいったいどうなっていくの・・・?
木村裕一さん原作の絵本、「あらしのよるに」。
1994年に絵本として出版されて以来、シリーズ化され、2005年の「まんげつのよるに」で全7シリーズが完結しました。
わたくし共の作品はシリーズ完全版で、
ギュギュッと凝縮された 65分で上演致します。
ぜひ、たくさんの子供達に観て欲しいと願っています。
『【ちがう】ことより、【わかりあう】こと、【思いやる】こと・・・
を選んだオオカミとヤギの友情物語』です。
上演のご依頼、心よりお待ち致しております。